- 今年の5月21日は、300年に一度の金環日食!
- 地球と月、太陽が一直線に並ぶ時に起きる不思議な現象、《日食》。
太陽を月が隠すことで起こる日食には、太陽の一部が隠れる部分日食、太陽が完全に隠れる皆既日食、月が太陽の内側に入り込むことで、太陽が細いリングにように見える金環日食があります。
金環日食が地球上の同じ地点で見られるのは300年に一度とも言われており、この機会を逃すと、次に埼玉県内で見られるのは、なんと2312年!あなたもこの壮大な天体ショーに立ち会ってみませんか?
埼玉県内で金環日食が見られる時間帯
■ 金環日食の始まり 午前7時32分頃
■ 金環日食の最大 午前7時35分頃
■ 金環日食の終わり 午前7時37分頃
- ※当日の気象条件により観測できない場合があります。
- 1987年9月23日の金環日食→
画像提供:千葉清隆氏、撮影地:沖縄
日食を安全に観測しよう!
月で一部が隠れるとはいえ、太陽の明るさは普段とほぼ同じです。正しい方法で観測しなければ、目を傷めたり、最悪の場合失明につながる恐れも。日食を安全に観測する簡単な方法は「日食グラス」を使うことです。
日食グラスは、太陽から降り注ぐさまざまな光を、観測に安全なレベルまで弱めてくれます。他に面白い観測方法としては、木漏れ日を見る方法があります。地面に落ちる木漏れ日の一つ一つが、ピンホールカメラの原理で太陽と同じ形になります。たくさんの光の輪が広がる光景は、正に一見の価値あり!ですよ。
- 画像提供:(C)国立天文台
※この写真は、皆既日食ではなく部分日食の写真です。
今年最大の天体ショーを楽しむためのおすすめスポット
- (1)熊谷市立文化センター プラネタリウム館
5/19(土) 金環日食を見るための事前説明会(定員100名申込制先着順)
5/21(月) 金環日食特別観察会
※お天気が悪い時は中止になりますので、お問い合わせください詳しくは、熊谷市立文化センターのホームページをチェック!⇒URL:http://www15.ocn.ne.jp/~kumapla/sub30.htm
熊谷市立文化センター プラネタリウム館
アクセス:〒360-0036 埼玉県熊谷市桜木町2-33-2
入館料:高校生以上100円/中学生以下50円(幼児は座席を使う場合有料)
天文台入場料:無料
TEL:048-525-4554(FAX兼用)
- (2)さいたま市青少年宇宙科学館
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4/21(土)〜6/10(日) 特別展示「ふしぎわくわく日食展 〜金環日食」
日食の仕組みや観察方法、世界の日食の写真、日食模型の展示のほか、金環日食を楽しむためのワークショップや、プラネタリウムでの特別投影も開催。詳しくは、こちらのホームページをチェック!⇒URL: http://www.kagakukan.urawa.saitama.jp/tnj.html
アクセス:〒330-0051埼玉県さいたま市浦和区駒場2-3-45
入館料:無料
プラネタリウム入場料:大人500円/小人 200円(4歳〜高校生)
TEL:048−881−1515 FAX:048−882−9702
参考リンク
- ■国立天文台 2012年5月21日 金環日食
- http://naojcamp.mtk.nao.ac.jp/phenomena/20120521/
- ■宇宙教育センター(JAXA宇宙研究本部内の一部署) 「みんなで木もれ日を撮ろう」キャンペーン - 2012年5月21日 -
- http://edu.jaxa.jp/komorebi/
- ■宇宙科学研究所(JAXAの研究機関) 金環日食/イベント
- http://www.isas.jaxa.jp/j/topics/event/2012/0521_annulareclipse.shtml